唯一無二の機能性と高いデザイン性で熱い支持を集めていたベビービョルンのハイチェアが廃盤、後継モデルもなしになりました(2020年9月)。
クチコミに加えInstagram映えするモノトーンデザインで、少々お高めだけど人気だったのになぜ?
気になる廃盤の理由は本国スウェーデンで生産終了したからだそうです。
数年前にも2万円から3万円に一気に値上がりしたことがあり、強気だなぁと思っていたのですが、今思えばそれも売り上げ不振で採算が取れなかったせいかもしれません。
今はなきベビービョルンの代わりはベビービョルンと似たスペックで安くてオシャレなストッケのクリックがおすすめ! 年子ママが実物をチェックして感じたおすすめポイントをレビューします。
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2020年9月に廃盤、後継モデルなし
使用期間は短いわりに3万円とお高く、それでも立ち上がり防止や手づかみ食べさせやすさなどその機能性の高さからクチコミで人気だったベビービョルンのハイチェア。
↓amazonクリックでレビューが見られます。在庫は中古品なので注意
2018年にベビービョルンのハイチェアを無料レンタルしてIKEAと比較した記事はこちら。
ベビービョルンとIKEAを使ってみた口コミはこちら。
長女2歳過ぎまでIKEAを愛用、現在は次女へ引き継がれています。
思い切り手づかみ食べをさせたい我が家にとっては、お値段以外の欠点が見当たりませんでしたが、(先にIKEAを購入していたので子ども二人はIKEA使用です。IKEAも不満なし!
純正品ではありませんが、IKEAのチェアに取り付けられる足置きも登場しています!これでもうコスパ、使い勝手ともに死角なしでは??
ストッケの新商品「クリック」
ベビービョルン亡き後、代わりになる新商品を探して見つけました!
2020年5月発売のストッケ(STOKKE)の「クリック(clikk)」というハイチェアです。
ストッケといえば大人になるまで使える「トリップトラップ」がロングセラー。そのストッケが短期間使用のチェアを出したことに驚きました。
ベビーチェアについて色々調べ、実際に使ってみた結果、トリップトラップに限らず赤ちゃんのうちは長く使えるものよりも離乳食開始~3歳頃までの乳幼児専用チェアを使うのがオススメです。
この時期は1日3回の食事におやつなどとにかく使う機会(親が乗せおろししなければいけない、毎回めちゃ汚す)が多いので、お手入れや座らせやすさなどの手間を考えると
圧倒的に!親が!ラクだから!
ベビービョルン、クリック、IKEAはどれもチェア&テーブルがプラスチックでお手入れカンタン。椅子そのものが軽くて移動しやすく、足の下をルンバが通れる構造。
作って食べさせてさらに後始末が残っている離乳食の負担を軽くしてくれます。
食べさせて終わり!といかないのが乳幼児期の食事なのです。
大人になっても使えるチェアを薦めない理由
トリップトラップなどの大人になっても使える系チェアは別売のベビー用オプションが必要なので初期投資が意外とかかるのと、大人になる前にインテリアに合わなくなったりして買い替えることもあるんです。。
(メルカリ出品されているのはそういうこと)
ストッケ トリップトラップ本体で3万円
ストッケ トリップトラップオプションのベビーセットは8,000円
大人のテーブルにくっつけないなら専用トレイ(6,000円)が必要だし
クッションも7,000円。オプションがどれもこれも高い!
たしかに大人になっても使えるけれど、赤ちゃんから使うならトータル5万円かかります。
そして大人になる頃にはだいぶボロボロですよね。
木製で重い、手入れしづらい、イスの下をルンバがくぐれないという掃除面でのデメリットも
大きいです。
ストッケ「クリック」のクチコミ
ストッケ「クリック」の実物をチェックしてきたのでベビービョルンと比較してみました。
デザインについては好みがあると思うので個人の感想も入っています(笑)。
ベビービョルンとストッケ クリックの共通点
・0歳~3歳頃まで使用可能
・オプション購入なし、これ一台でOKなオールインワン
・チェア部分がプラスチックでお手入れ楽チン
・テーブルと取り外して丸洗いできる
・足置きがある
・ベルトがある
ポイントは足置き。離乳食をあまり食べない赤ちゃんには足置きがあるタイプが良いと思います。IKEAには足置きがないのですが、それ以外はIKEAもほぼ同じスペックです。
左がベビービョルン、右がIKEA。クリックはIKEAの形に似ていますね。
ベビービョルンよりストッケ クリックが優れている点
・価格は2万円、ベビービョルン(3万円)よりお手頃
・足置きの高さが変えられる
・ホワイト、グレー、くすみピンク、くすみグリーンなど今どきな映えるカラー
・温かみのある木の脚
まず値段!3万円は躊躇するけれど2万円ならまあ手が届く価格じゃないですか?
ストッケというブランド品だし、オシャレだし。
色も木の脚も、黒い脚のベビービョルンより北欧テイストでママが好むデザイン。
ホワイト、グレー、クローバーグリーン、サニーコーラルといったモノトーンとくすみカラーの色展開はしっかりインスタ映えを押さえています。
足置きの高さは足置きをつけたまま上下に回転することで足の接地面の高さを二段階に変えられるスグレモノ。ここ、スマートで感動したポイント!
ちなみに脚やテーブルの組み立てはネジ不要でカチッとはめるだけ。IKEAと同じです。
ベビービョルンにストッケ クリックが劣っている点
・折りたたみが出来ない
・脚が広がっているので場所を取る、大人が足を引っかけやすい
・5点ベルトが面倒(安全性は高い)
食事の度に折りたたんで片づけることはできませんが、ワンタッチで脚を抜いてバラせばコンパクトになり持ち運びが可能です。
IKEA同様チェア部分よりも足が四方に飛び出しているため慣れるまではよく大人が足を引っ掛けますw
またベビービョルン、IKEAは3点ベルトですがクリックは立ち上がりを防止する肩からのベルトもある5点ベルト。ベビーカーやチャイルドシート並みで安全性は高いですが、その分子どもを固定する労力は必要です。
バックルがちょうどお腹のあたりに来るのでスタイでガードしないと食べこぼしが隙間に入り込みそうな気がしました。
IKEAには足置きがないので我が家ではベルトなしで使用していましたが(自己責任で!)2歳頃からはイスの上に立ち上がるようになってしまったのでベルトの必要性を感じました。
今買うなら絶対に「クリック」!
IKEAとアッフルチェア(あまり汚さなくなった長女の2歳過ぎから使用)がある我が家では、もうベビーチェアを買い足すことはありません。
しかしクリックが長女のベビーチェア探しの頃に販売されていたら間違いなく購入していたと断言します。
本音は今からでも使ってみたい!!
立ち上がったり抜け出したりしない。
食べこぼしが下に落ちない。
離乳食開始時にはそのありがたみが分かりませんでしたが、トリップトラップタイプの「アッフルチェア」を使ってみて実感しました。
大人になっても使えるベビーチェアに憧れてIKEAがあるのに長女生後10ヶ月に購入した2台目ハイチェア「アッフルチェア」は身体とテーブルの隙間が広いため、食べ物が足や足置きを経由して落ちる、クッションも汚れる等々0~1歳児には不向きだったため即刻封印。
次女離乳食開始後、IKEAを次女へ、お箸で上手に食べられるようになった長女2歳2ヶ月で再デビューしましたがクッションはいまだ封印中です。
クリックのハイチェアの対象年齢は0~3歳頃(体重15kg)まで。この2年半だけに2万円のイスを用意すると考えると、大人まで使えるトリップトラップ系が魅力的に映りますよね。
しかし、お食事チェアは自分で歩きたがる1歳以降からイヤイヤ期の2歳、静かに食事できるようになる3歳頃まで、機嫌の良い日も悪い日も毎日使うもの。
3歳まで保育園に行かず家庭保育の子どもは使う回数が多いし、ワーママならお手入れのラクさに敵うものはありません。時は金なり。便利は金で買う。
そう考えると「この時期に特化した親切・便利機能満載のストッケ クリックは決して高い買い物ではない」と断言できます。
1歳半頃に「やっぱりクリックにすればよかった、でも今さら買い替えるのも悔しい……」と後悔するくらいなら買ってしまえ! と背中を押してあげたいです。
短期間しか使わないものはメルカリで売れますし。
ストッケ クリックのオプションは必要?
クッション
オプションなしで使えることが売りのストッケ クリック。
撥水加工のクッションは別売で色はグレースプリンクルの一色のみ。
これは個人的になくてもいいと思います。
フィット感は増すけれど洗う手間が増える、それがベビーチェアのクッション。。
イージーピージーマット
オプションのシリコン製トレー・イージーピージーマット。
テーブルにピタッと貼りついて食器をひっくり返す惨事を防げます。
純正品以外にもシリコンマットや吸盤付きシリコン食器はたくさんあるので同じ色にこだわらなければ安い方をおすすめします。
シリコン食器は後述の離乳食便利グッズでまとめています。