保育園の離乳食後期から完了期へ進むにあたり、お試し食材で最後まで難関だったのが「豚レバー」。なぜなら離乳食用のレバーといえば鶏レバーが主で、豚レバー入りのベビーフードが存在しないんです!
レバーを食べるのも見るのも大嫌いなママが自分で調理せずに豚レバーの離乳食お試しを乗り切った方法を教えます。
マタニティ・ベビー・育児グッズを随時更新
‟買ってよかった”を集めた楽天ROOM
保育園の「食材お試し」とは?
保育園の0歳クラス・1歳クラスへ入園する場合、離乳食の進捗やアレルギー食材の確認のために入園説明会で保育園から食材チェックリストを渡されます。すでに食べたことがあるものをチェックし、まだ食べていない食材があれば期日までに家でお試しをするように言われます。
規定の食材のお試しが終わっていないと次の段階へ進めませんので入園までに家で色々と食べさせる必要があります。保育園が始まってからだとお試しの機会やタイミングが難しいので可能な限り入園前に済ませたい、地味に大変な入園準備のひとつです。
アレルギーの可能性がある食材は病院が開いている時間に試すと安心です。時間の融通が利く育休中、保活の結果が出る前に月齢に応じた食材のお試しを進めておきましょう。
お試し食材の種類については各保育園で異なりますが、自治体によってマストな食材が決められているので最低限それを試しておくと説明会から入園までがスムーズです。
1歳一週間で入園。お試しが間に合わなかった3月生まれ娘は個別対応で0歳クラスへw
豚レバー入りベビーフードがない!
保育園の離乳食後期から完了期へ進むにあたり、お試し食材で最後まで難関だったのが「豚レバー」。
離乳食用のレバーといえば鶏レバーが主で、豚レバー入りの市販品のベビーフードが存在しないんです!
ベビーフードや加工品もかなり探しましたが見つけることはできませんでした(涙)。
楽天で「豚レバー」を調べるとペット用が出てくるので間違えないように注意!
わたしはレバーを食べるのも見るのも大嫌いで、生レバーの下処理なんてもってのほか!
自分で調理せずに豚レバーの離乳食お試しを乗り切るために手を尽くしたので(笑)誰かの役に立てばと思いその方法を記録しておきます。
ちなみに……
鶏レバーも自分で調理せずにベビーフードを活用しました。
手間、衛生面、食中毒予防などの点からもベビーフードやパウダーを使う方が安心。
「和光堂はじめての離乳食シリーズ 裏ごし鶏レバーと野菜」はフリーズドライだからお湯を加えるだけでOK。
ベビーフードのメーカーではありませんが九州の国産鶏レバーをパウダーにした「まるごと鶏レバー」は粉末で使いやすく、赤ちゃん以外の人も手軽に鉄分補給ができて便利でした。
豚レバーはよく加熱しないと食中毒の可能性
豚レバーは加熱が足りないと食中毒の可能性が高い、決して安全とは言えない食材です。
寄生虫の感染もあり、調べれば調べるほど食べることのリスクが恐ろしくなったので、抵抗力の低い赤ちゃんのためにも自分で調理するのは選択肢から除外しました。
下記引用はユッケによる生食の場合ですが、自分で調理しようと思っている方も一読を薦めます。。
豚の生レバーは、サルモネラ属菌、カンピロバクター、E型肝炎等による食中毒のリスクがあり、豚肉による有鉤条虫、旋毛虫等の寄生虫感染も報告されています。
過去にも豚の生レバーが原因と考えられる食中毒が発生していますが、特にE型肝炎は劇症化し死にいたることもあり、妊婦ではその危険性が高いことが知られています。
このため、豚の食肉についても規格基準が定められ、平成27年6月12日から豚の食肉(内臓を含む)の生食用としての販売が法律で禁止になりました。違反した場合は行政処分や刑事罰を受けることになります。
飲食店などでは、生食用としては提供せず、しっかりと加熱を行う必要があります。客が加熱する場合は店側が客に、中心部までよく加熱するよう伝えなければいけません。
(特に、お子さんやお年寄りなど抵抗力の弱い方はご注意ください。)
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/nisitama/shokuhin/buta_namashoku.html
豚レバー入りのベビーフードがあれば万事解決なのに……。メーカーさん、早く開発をお願いします。
離乳食の豚レバーは市販のお惣菜を活用
離乳食用の豚レバー入りベビーフードは見つかりませんでしたが、スーパーには生の豚レバーが売られています。でも自分で調理したくない……。
そこでわたしは必死に頭をひねり、自分の手を汚さなくて済む様々な方法を考えました(笑)。
1はフランス料理のワインのお供として食べられる「レバーペースト」や「パテ」。
しかしこれにはスパイスなどの香辛料が使われているので赤ちゃんには刺激が強すぎると判断し、断念。同じくおつまみのジャーキーも硬いためNG。
2の、自分より料理な親におまかせする実家or義実家案は我ながら名案だと思ったのですが、時は2020年のコロナ禍。帰省できないので祖父母へ頼ることができず、これも泣く泣く断念。
最終的に3のスーパーのお惣菜コーナーのレバニラ炒めを食べさせることで豚レバーお試しをクリア。この頃には1歳を過ぎ、離乳食後期ですっかり固形も食べられるようになっていたのが幸いでした。
レバーの調理セットなら安心かも?
豚レバー料理が購入できる場所
離乳食ではありませんが、豚レバーを使った料理・市販品が購入できるお店をざっと挙げてみます。
・スーパーのお惣菜コーナー
・コンビニのレバニラ炒め(セブンイレブンで確認)
・お弁当屋さんのレバニラ弁当
・定食屋、中華料理屋のテイクアウト
スーパーの惣菜コーナーには豚レバーの串揚げや唐揚げもあり、品揃えはピカイチ。衣を取ってあげれば1歳前後の赤ちゃんでも食べられますね。
最近はテイクアウト可の飲食店が増えたのでウーバーイーツで家に居ながら調理済みの豚レバーを手に入れることができるかも!
生協のミールキットにもたまにレバニラがありました。その他、コロッケや唐揚げなどを販売しているお肉屋さんもチェックしてみると良さそうです。
市販品を食べさせる際の注意点
大人向けの豚レバー料理を赤ちゃんに食べさせる際は、固さや味付けを確認しましょう。味が濃い場合は水で洗い流す、油が多すぎるなら衣を取る、小さく切る、すりつぶすなど赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合に応じて食べやすいように手を加えてあげるだけ。
やっと見つけたスーパーのレバニラ炒めを次女に小さく切って与えると、手でパクパク。しかしモソモソ感が苦手だったのか数口食べるとべーべー口から出すように。
翌日には学習したのかまったく手を伸ばさなくなりました。。。うん、わかる。
離乳食用のハサミは取り分けに便利で大活躍。
市販品のメリット
次女が当時1歳を過ぎていたこと、二人めで親があまり神経質になっていなかったこともあって、保育園の離乳食お試し用豚レバーはスーパーのお惣菜を使うことで解決しました。
前述のように豚レバーの加熱が足りなかった場合のリスク、赤ちゃんを見ながらの自宅調理の手間、そして数口食べて口からべーべー出された時の落胆を鑑みると、
「自分で調理しなくてよかった!」
その一言に尽きます(笑)。
親も食べたくないレバニラ炒めをせっかくなので2歳長女に出すと、こちらも一口食べてべーべー……。
うんうん、レバーって子どもが好きな味じゃないよね!
我が家では今後豚レバーが食卓に上がることはないでしょう。。
まとめ
豚レバーに限らず、ある程度月齢と離乳食が進んでいる赤ちゃんの食材お試しには、少量で手間なく準備できるスーパーのお惣菜が役に立ちました。
自宅で調理するよりも衛生面の心配が少なく、食べてくれなかったときのママの精神衛生面でも負担が少なかったです(笑)。
毎日の家事育児・仕事で大変なパパママの参考になれば幸いです
従来通りなら長女同様に休みまくったであろう生後4ヶ月で0歳児クラス入園の次女。2020年度はコロナ休園や自粛、その後の感染症予防対策により病気が流行せず、欠席数が大幅減!
コロナ禍、アフターコロナの0歳児出欠席日数はこちら。
次女1歳までの成長記録。
《離乳食》 《寝かしつけ》《保育園》《年子》