一人め妊娠中は何の問題もなく臨月までマタニティスイミングに通っていた健康優良妊婦(当時34歳)でしたが、二人め妊娠中にまさかの妊娠糖尿病(妊婦糖尿病)になってしまいました……。
2019年11月生まれ次女の妊娠中を振り返っての記録です。
↓妊娠初期から引っかかっては検査とセーフを繰り返し妊娠7ヵ月で妊娠糖尿病が確定するまでの経緯はこちら(書いたのは出産前)
・妊娠7ヵ月(妊娠26週)で50g糖負荷検査にギリギリひっかかる
・再検査の75g糖負荷検査を受け、その結果も基準値をギリギリオーバー
・妊娠7ヵ月(妊娠27週)で妊娠糖尿病が確定
妊娠糖尿病って特に不調や自覚症状があるわけではないんですね。食事管理のストレスに悩みながらも出産まで元気に過ごしました。
↓上の子と下の子の年の差は1歳8ヶ月。二学年差年子を妊娠中
‟買ってよかった”を集めた楽天ROOM
《離乳食》 《寝かしつけ》《保育園》《年子》
【妊娠7ヵ月(26w)】75g糖負荷検査(2ヵ月ぶり2回目)
前回の記事でサラッと書いた2度目の75g糖負荷検査。
妊娠7ヶ月(妊娠26週)での再検査は前日22時以降禁食。検査終了までコップ一杯のお水以外はNG。待ち時間はこれで時間つぶし。
・生協パルシステムのカタログを見ながら注文
・病院の外に出て娘の予防接種予約電話
・保育園見学の予約電話2件
一人めはドキドキしていた妊婦健診。二人めの待ち時間は主にパルシステムの注文をしていました。待合室で滲み出る生活感。
1週間後の妊婦健診時に結果が分かります。
【妊娠7ヵ月(27w)】75g糖負荷検査 結果
妊婦健診のエコーのあとに
先生「何か質問ある?」
わたし「あのあの、血糖値の検査の結果は……」
先生「うん、ダメだったねー」
うそぉん!!
1時間後の血糖値 181 mg/dl
1時間後の血糖値が180以上でアウトのところ181でした。
ギリギリでアウト。
くっ……また負けた……(何に?)。
「見事に毎回ギリギリで引っかかってるね~」
そう先生も言うほど、再検査前の50g検査2回も100以上がアウトのところを103とか、140以上がアウトのところを141とかほんのちょっとオーバーでアウト。
だから再検査は大丈夫だと思ったらこっちもギリギリアウトという……。
糖尿病のショックより数値の線引きに微妙に届かず勝負に負けたような悔しさが勝る負けず嫌い。
というわけで先生が総合病院内の他の科に紹介状を書き、2週に1回の妊婦健診に加えて別日で栄養指導と内科の受診が加わりました。
おお、なんだか忙しくなってきた。。
妊婦健診の結果
このときの妊婦健診、お腹の赤ちゃんは約1300g。27週でしたがサイズは29週相当と少し大きめでした。
もしかして:巨大児
いやいや、二人めだから大きくなりやすいだけだよね、きっと!
その後の健診でもしばらく大きめだったので不安になり、産婦人科の担当医に「妊娠糖尿病だからですか?」と聞いたら「食事管理していれば大きくならないよ~」。
デフォルトでデカいだけだった。
見るからに一人めよりお腹が大きいもん、そりゃそうか。
↓デカい上に二人めも予定日超過。生まれたあとは平均的
妊娠糖尿病の原因は? 遺伝、加齢、生活環境
妊娠糖尿病になった原因は、わたしの場合はどう考えても食生活。前回妊娠時と比べての変化を挙げてみます。
なお、親族に糖尿病の人がいる場合は遺伝性の可能性が高いため妊婦本人の食生活に関係なく発症することがあります。
・娘(当時1歳4ヶ月)がまだ自分で上手に食事をできないので食事介助が必要。母(わたし)は手軽に食べられるお米多めのどんぶり飯になりがち→お米は糖質が高い
・妊娠初期は食べづわりでお米しか食べられず(これは長女妊娠時も)→お米は糖質が高い
・娘に食後フルーツを出す=母も食べる機会が増えた→果物は糖質が高い
・在宅仕事で休憩時間が決まっていないため仕事に集中すると食事を忘れがち。保育園お迎え前に慌てて食べることも→食事間隔が長いと血糖値が上がりやすい
・長女出産から今までの約1年はとにかく急いで食べている。早食いのクセが抜けない→急な血糖値上昇
早く食べられることを優先した結果、タンパク質・野菜・炭水化物のうち圧倒的に炭水化物のお米が占める割合が高い。お米は簡単にお腹が満たせるから。
つわりの時はそれ以外食べられないから仕方ないにしても妊娠前(長女出産後)からずっと米、米、コメ……米米CLUB。
わたしだってできることならゆっくりバランスよく食べたい。でも娘がいるからできない。
これが上の子がいる中での妊娠糖尿病の辛さなんです。一人めだったら自分でコントロールして改善できるのに、それができないモヤモヤ。
食事管理している初マタさんの妊娠糖尿病ブログを見ても「これが一人めだったらわたしだってできるのに」という思いが消えずストレスを感じていました。
ただ、娘はちょうどこの頃(1歳4ヵ月半ば)からスプーンが上達してほぼ補助なしで食べられるように。今後、食生活を改善すれば数値が下がる(今より上がらない)ことは防げそうな希望はありました。1歳の成長スピードは早い。
体重増加は少なくてもなる
妊娠糖尿病(妊婦糖尿病)は日本だと約12%の妊婦さんがかかるのだそうです。
一人めの妊娠と大きく違うのは食べづわりが終わってもそこまで食欲がないこと。体重の増加が少ないこと。
前回はトンカツを食べたい欲がすさまじく、せめてものヒレカツ(ロースより低カロリー)を週1〜2回で摂取していました。普段は摂らない脂を求めていたのだと思う。
食べている最中は本っ当に幸せ! 揚げ物好きな太っている人の気持ちがよ〜~く分かった長女の妊娠期間でした。
前はそれでも平気だったのに……今回はそんなに食べていないのに、まさか妊娠糖尿病になるなんて。
(見た目にも前回は全体的に丸くなり、今回はお腹だけ大きい)
年子妊娠・二歳差妊娠は妊娠糖尿病になりやすい?
わたしの場合、親族に糖尿病の人はいません。前述のような生活習慣が妊娠糖尿病の原因と思われるパターンでした。
他に思い当たるのは加齢(先生に言われた)。といっても前回妊娠から約1年半しか経っていないので認めたくない納得できないんだけど(笑)。
長女出産の二週間前に35歳の誕生日を迎えた、34歳に限りなく近い高齢出産。
今回は36歳の誕生日の数日後に妊娠が判明し、妊娠期間からまうごとなき高齢出産です。(他人事に聞こえるけどそれくらい自覚がなかった)。
”高齢出産はリスクが上がる”ことを今回身をもって経験する羽目に。。
上の子がいる生活環境と、加齢。
こうした理由から遺伝ではなく妊娠糖尿病になる人は2人め以降の妊娠の方が妊娠糖尿病になりやすいのではと推測されます。
年子妊娠中の妊婦さん、気をつけなはれや~!
次の妊娠も妊娠糖尿病になりやすい?
「加齢が原因のひとつであるなら妊娠糖尿病になった人は次の妊娠でもまた妊娠糖尿病になるのか?」。
気になったので食事指導をしてくれた管理栄養士さんに聞いてみると、「その場合もあるし、一人めで妊娠糖尿病になったから気をつけて二人め妊娠時にはならない人もいる」とのことでした。
この時は3人めを考えていたわけではないけれど「またこんな妊婦生活ならもう妊娠したくないかも……」と音を上げるくらいに妊娠糖尿病だった二人め妊娠期間はストレスでした。
お産より辛い妊娠糖尿病(個人の感想です)
妊娠糖尿病の確定から出産まではたったの3ヵ月。なのにしんどかった印象が未だに(産後8ヶ月)抜けず、思い出したくありません(笑)。
インスリン注射や入院したわけじゃないけれど「入院になったら上の子をどうしよう」と不安を抱えている状況が長かったためでしょうか。
正直なところ、お腹の赤ちゃんの安否より上の子のことばかり考えていました。
出産・分娩の痛みは一瞬だから耐えられるけれど、妊娠糖尿病はイヤ。
妊娠糖尿病とお産は辛さの種類が違って妊娠糖尿病は長距離、お産は短距離という感じ。
痛いことや嫌なことはサッサと終わってほしいですよね。。
栄養士さんから栄養指導を受ける
産院(総合病院)での栄養指導は、妊娠糖尿病とはなんぞやから栄養素の説明、糖質を多く含む食べ物・少ない食べ物を教わりました。家庭科の授業を思い出します。
まずは1日3回の食事を6回に分けて食べる「分食」を実践することに。1食あたりの糖質量を減らして食後血糖値の上昇を緩やかにする・急上昇を防ぐ基本的な方法です。
糖質制限ダイエットや筋トレをしたことがある人にはおなじみですね。
食事量は均等ではなく1日3食+補食3回。普段の3食を少し物足りない程度でごちそうさまして、あとからその分を補います。トータル食事量を減らす必要はありません。
赤ちゃんのためにきちんと必要な栄養素を取りつつ実践しなければいけないので、普通のダイエットより気を遣う。。
病院からもらったレジュメなり書籍なり、紙ベースの資料があると食材の糖質を確認しやすいです。
病院の指導では具体的な商品を教えてくれないので、この『糖質オフの便利帖』は糖質オフの基本+糖質オフの美味しい市販品などが紹介されているのがうれしかった。
低糖質スイーツはスーパーよりコンビニが充実していることに気づいたり。
「いい時代に妊娠糖尿病になったなあ(?)」と感謝したよね。
1日6食開始。食事に追い立てられるストレス
わたしは在宅勤務のフリーランス・個人事業主なので、分食はやりやすいだろうと思っていました。実際、接客業やオフィス勤務の方に比べたら時間や場所を気にすることなく分食ができる恵まれた環境です。
余裕、余裕。そう思って始めたのですがいざやってみると
食事を準備して、食べて、片付けて、仕事に戻って……
あっという間に次に食べる時間が来るんですが!?
食べるのに忙しい。
仕事に集中できない。
食べるのが楽しくない。
忘れないようにアラームをかけていたのですが、お腹が空いていないのに時間だからと食事をする生活は何だか囚人になった気分。
規則正しくはなったものの、普段より食べる全体量は増えたので間違いなく増量している気も……。
内科受診までの一週間ほどは食前・食後血糖値を測ることなくこうした分食のみを行いました。
これに血糖値測定が加わるともっと忙しくなるのです。。
好きに食べさせてくれよ~~(心の叫び)
まとめ
分食のスタートと同時に食事管理ノートに食事記録を記入するようになりました。
たまに長女の保育園の連絡帳と間違えることも(笑)。
ストレスからこれまで目に入らなかったスイーツを欲するようになり、低糖質と書かれたものを見つけては手を出すので甘いものを食べる機会が増えました。
食品表示のカロリーより糖質量を気にする妊婦。
「SUNAO」シリーズのビスケット、アイス、プリンは普通に美味しいので今もたまに食べる。あの頃を思い出して辛い(笑)。
グラノーラやオールブランは手軽に食べられて便利だった。
内科受診後に購入した血糖測定器は「ワンタッチベリオビュー」。
楽天にもあるなんて!
薬局より安くてポイントもつくなんて。針も売ってるの!?
センサーだけは扱っていない様子。
血糖測定器や針が楽天で買える
妊娠糖尿病関連グッズはこちら
妊娠糖尿病シリーズ 続きはこちら。
3月生まれママのつぶやき
一日6食を規則正しく食べることがこんなに大変だとは!
食へのこだわりは強くない方ですが、自分の意志で食べるのではなく”食べさせられる”ことにストレスを感じました。
これが自分で決めたダイエットや一人め妊娠だったら楽しみながらできたのに、そんな余裕ナシ。
3月末生まれ娘の成長記録と
第二子妊娠記録は
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